国一覧

※この文章における『現代』『一般的』とは、現在2023年における私たちの世界の平均水準を指します。
※この文章における『ライフライン』とは、電気・ガス・水道のことを指します。

面積:4万㎢
人口:200万人前後
気候:温暖湿潤気候
主体産業:二次産業

•四方面を海に囲まれた大陸国。はるか昔には世界の中心部として扱われていた。国民は殆どが何かしらの職人であり、一部それを売買する商人がいる程度。経済は職人の町ということもあり、それなりに活発。政治は職人のギルド集会にて執り行われている。
•ライフラインは整っており、機械技術は現代レベル、科学技術はそれよりも更に発展している。医療は現代レベル。交通手段は魔石を利用した車や列車、船などが主となっている。インフラの整備はきちんと成されている。建築は石造り。
•周囲を海で囲まれており、国土のほとんどを作業所・工場などにあてている為、食糧は輸入に頼らざるを得ない。職人気質な国民が多いので、素朴な料理がメインの食事を摂る。
•識字率は50%程度。教育は小学校までであれば存在するが、中学校以上の教育を受けるには他の国に留学しなくてはならない。

面積:100万㎢
人口:300万人前後
気候:熱帯雨林気候
主体産業:一次産業 

•頭に角が生えた、ユニコーン族と呼ばれる少数民族の末裔が生活している国。国土のほとんどが森林であり、彼等の領土は未だ開拓が進んでいない。原始的な生活が送られており、ユニコーン族の族長と、彼ら特有の独特な法律により治められている。
•ライフラインは整っておらず、機械技術と科学技術の発展は他よりも遅れている。医療技術も低く、主に国民が受けているのは民族医療である。交通手段は徒歩又は馬車。建築は木造。インフラ整備も行き届いていない。
•開拓がほぼ進んでいない土地ということもあり、農産物・木材などがよく採れる。イモを主食としており、機械技術・科学技術の遅れからか焼くだけなどのシンプルな料理が多い。
•識字率は30%程度。教育機関は存在しておらず、何かを学びたい場合は他の国に留学しなくてはならない。

面積:35万㎢
人口:50万人前後
気候:ツンドラ気候
主体産業:二次産業 

•人口が少なく、主に科学者や観測者が研究の為居住している国。短い夏以外は殆ど雪が降っており、冬は辺り一面白銀の世界となる。民主主義を基としており、大抵の政治的な事柄は議会で決議されている。
•ライフラインは通っているものの、雪により度々停電といった被害に遭う。機械技術は現代レベルであるが、科学技術はそれを優に越す勢いであり、15の国の中でもトップを争う。医療に関しては現代レベル。交通手段は魔石を利用した車や列車であり、地下鉄も存在している。建築は地下建造物が多く、ほとんどのインフラは地下をメインに整備されている。
•平均気温こそ低いものの、卓越した科学技術により人工プラントなどで野菜を育てることができる。人工プラント産の野菜を使った、味が濃く暖かなスープなどが有名どころ。
•識字率は90%程度。教育機関は科学の国ということもあり、大学院まで存在している。

面積:40㎢
人口:20万人前後
気候:空の上に存在している為常に寒冷
主体産業:三次産業 

•空に浮かぶ国。通常の雲よりもピンクがかっている、綿飴で構成された雲が領土である。民主主義を基としており、大抵の政治的な事柄は議会で決議されている。
•ライフラインは通っていないものの、魔石と呼ばれる石でそれらを賄っている。機械技術と科学技術は、空輸に関してのみ群を抜いている。医療に関しては国民であれば無償。交通手段は魔石を使った飛行機などが主である。建築はふわふわとしたわたあめの家やお菓子の家が主。インフラの整備もしっかり行き届いている。
•食糧に関してはわたあめ羊など、お菓子を主体とした生き物が存在しているが、野菜は育たないので輸入に頼っている。砂糖菓子が有名である。
•識字率は90%程度。教育機関は専門学校まで存在している(大学は存在しない)。

面積:2万㎢
人口:1万人前後
気候:亜寒帯気候 年中霧がかかっており視界が悪い
主体産業:一次産業 

•深い森の中に存在している国。ほぼ年中霧がかかっており、視界が悪いのが特徴である。民主主義を基としており、大抵の政治的な事柄は議会で決議されている。が、その実は厳しい身分制。議会も形骸化しており、貴族と呼ばれる上流階級の人々の独断場である。
•ライフラインは通っていないものの、魔石と呼ばれる石でそれらを賄っている。機械技術・科学技術・医療技術全てにおいて現代レベル。交通手段は徒歩または馬車。建築は木造。貧富の差が激しい為、インフラ整備は行き届いている地域といない地域の差が激しい。
•日光の弱い地域でこそあるが、野菜といった植物の生産は可能。野菜を中心とした料理が有名である。
•識字率は20%程度。教育機関は貴族の為にしか存在しておらず、平民は通うことができない。

面積:200㎢
人口:500万人前
気候:海中に存在している為四季が存在せず、気温は常に一定
主体産業:三次産業 

•海中に領土を持つ国。民主主義を基としており、大抵の政治的な事柄は議会で決議されている。
•ライフラインはガスのみ通っていない。機械技術・科学技術・医療技術全てにおいて現代レベル。交通手段は潜水艦や船といったものがメイン。建築はコンクリートで出来たドーム型の家。インフラ整備は行き届いている。
•海産物がよく採れるが、大気圧の関係で野菜などといった植物はほぼ育たない。ごく一部の強健種のみ栽培しているが、それ以外は輸入に頼っている。
•識字率は85%程度。教育機関は中学校までは存在しているが、それ以上は他の国に留学しなくてはいけない。

面積:35万㎢
人口:35万人前
気候:温暖湿潤気候
主体産業:一次産業 

•真っ赤な花を咲かせ、その半径20m以内にはどんなものも植生することができないという珍しい桜が存在する国。夜になるとこの桜を中心として死者が蘇るらしく、夜間の外出は厳禁である。政治は君主制であり、将軍と呼ばれる人物が統治を行なっている。
•ライフラインは整備されておらず、機械技術と科学技術は他の国よりも劣っている。医療に関しても平均水準を満たさず、民間療法がメインとなっている。交通手段は徒歩又は馬。建築は木造。インフラ整備も行き届いていない。
•食糧に関しては農民と呼ばれる身分の者が米や野菜などを生産している。他国からの輸入もほぼしていない為、文字通りの自給自足の生活である。和食と呼ばれる料理が有名である。
•識字率は65%程度。教育機関は寺子屋と呼ばれる個人・民間運営型の学校がメインであり、公営のものは存在しない。

面積:45万㎢
人口:10万人前後
気候:無大気空間のためなし
主体産業:三次産業 

•大気が存在せず、重力も太陽も存在しない国。一面の闇と輝く星々に囲まれる様は、正しく宇宙という言葉が似合うだろう。民主主義を基としており、大抵の政治的な事柄は議会で決議されている。
•ライフラインは通っていないが、魔石でその役割を補っている。機械技術は15の国の中でもトップクラス、科学技術や医療技術に関しても現代より進歩している。交通手段は主に無重力を生かした浮遊、もしくは小型の車である。ロケットや衛星をモチーフとした他には見られない建築が有名である。インフラ整備は行き届いていない。
•宇宙に似た無重力空間・無大気空間ということもあり、食糧は乾燥した食べ物や宇宙食がメイン。野菜などは専用プラントを使用して少量ではあるが生産されている。
•識字率は95%程度。教育機関は公営の研究機関が広く創立されており、国民はそこに通うことになる。

面積:1万㎢
人口:1万人前後
気候:温暖湿潤気候
主体産業:二次産業 

•淡く冷たい色をした、科学的常識を無視した不思議な泉が存在する国。その泉に正式な呼称は無いが、底には燃え尽きた薔薇の灰、そしてその隙間にチロチロと赤い炎が見えている。近年では一種の観光資源として扱われるようになってきた。民主主義を基としており、大抵の政治的な事柄は議会で決議されている。
•ライフラインは通っており、機械技術と科学技術は現代よりも少し優れている。医療技術は現代よりも進んでいる上、泉にとある花をつけるととても効果の高い回復薬を作ることができる為、寿命以外での死亡率がかなり低い。交通手段は魔石を利用した車や列車。建築は石造り。インフラ整備は行き届いている。
•識字率は99%程度。食文化としては薬膳など、薬に関わる料理が有名である。野菜などは野山からの採取が殆ど。
•教育機関は公営の研究機関が広く創立されており、国民はそこに半ば義務として通っている。

面積:1万㎢人口:1万人前後
気候:温暖湿潤気候
主体産業:一次産業 

•活発な火山帯に位置する国。標高の低い地域には低草木が多く繁茂し、小さいながらも湖が存在する。一部の小さなものは温泉となっており、まだ観光資源としての開発が始まったばかり。政治は貴族と呼ばれる上流階級の者たちが執り行っている。
•ライフラインは一部、低い標高に位置する家庭に通っている程度。機械技術と科学技術は現代よりも劣っており、医療技術に関しては、貴族以外受けることができない。交通手段は徒歩や魔石を利用した車。建築は石畳の家。インフラ整備は貴族のものに関してだけは行き届いている。
•火山帯ゆえガスの影響を受け、植物が育つことはできない。その為食料は家畜以外はほぼ輸入に頼っている。魔石の重要な採掘場ということもあり、早くて安い飯が人気。
•識字率は10%程度。教育機関は存在こそしているものの、貴族以外が通うことはできない。

面積:45万㎢
人口:150万人前後
気候:西岸海洋性気候
主体産業:三次産業 

•国土・植物・動物、全てが水晶でできた幻想的な国。民主主義を基としており、大抵の政治的な事柄は議会で決議されている。
•ライフラインは通っている。機械技術と科学技術に関しては現代レベル。医療技術については金額こそ高いが、確かな技術を持ち合わせている。交通手段は徒歩又は魔石の車や電車など。建築は外壁が水晶で覆われた固有のもの。インフラ整備は行き届いている。
•食材は水晶の実という特産物が存在しており、それを求めて買う人もいるが食べすぎると吐き気などを引き起こすのでご注意を。観光地なのでオシャレな食べ物が多い。
•識字率は85%程度。教育機関は高等学校まで存在している。

面積:250万㎢
人口:15万人前後
気候:砂漠気候
主体産業:二次産業 

•乾燥帯に位置する、常に光が支配し、太陽がいつまでも登り続ける夜が来ない不思議な国。民主主義を基としており、大抵の政治的な事柄は議会で決議されている。
•ライフラインはガスのみ通っているが、電気と水道は通っていない。機械技術と科学技術は現代よりも少し優れている程度。医療技術に関しては、民間療法がメインであり、未だあまり発展していない。交通手段は徒歩。建築はコンクリートの家。インフラ整備は行き届いていない。
•食材は冷たいものが好まれて食べられているが、砂漠地帯なので輸入に頼らざる得ない状況にある。
•識字率は85%程度。教育機関は私営のもののみであり、公営のものは存在しない。

面積:75万㎢
人口:450万人前後
気候:太陽が昇らない為常に寒冷
主体産業:三次産業 

•常に暗闇が支配し、月がいつまでも昇り続ける昼が来ない不思議な国。民主主義を基としており、大抵の政治的な事柄は議会で決議されている。
•ライフラインは通っている。機械技術と科学技術はトップクラス。医療技術に関しては金額が高いが確かな技術を持ち合わせている。交通手段は魔石を使った電車や車。建築はコンクリートの家。インフラ整備は行き届いている。
•食材は観光地ということと月を崇めているので月をテーマにした料理が名物である。野菜などは育てる場所があり、国民全員に行き届くぐらいにはある。
•識字率は90%程度。教育機関は大学まで存在している。

面積:55万㎢
人口:120万人前後
気候:温暖湿潤気候
主体産業:二次産業 

•住民が皆猫になっている国。「なっている」というのも、元は人間がトラースを利用して猫と化し、そのままの状態で居着いてしまった為である。政治は王政であり、現在はアルフレッド3世という人物が実権を握っている。
•ライフラインは通っている。機械技術と科学技術は現代よりも進歩している。医療技術に関しては、住民がそもそも「猫」であるため、猫専門の医療技術ばかりが発達している。人間に対しての医療技術は進歩していない。交通手段は徒歩または馬車。建築は木造。インフラ整備は行き届いている。
•食文化は煮干しなど、猫が好みそうな魚料理が主。野菜などは付け合わせとして臣民が育てたりしている程度。
•識字率は85%程度。教育機関は大学まで存在している。

面積:750万㎢
人口:1000万人前後
気候:人工的に四季を管理
主体産業:三次産業 

•現在、世界で最も発展しており、政治的にも経済的にも世界の中心として回っている国。「終焉の塔」と呼ばれる巨大な建造物が有名。終焉の塔は現在トラースやアルスの保管所として運営されているが、どうやら終焉の塔そのものが巨大なトラースであるらしい。民主主義を基としており、大抵の政治的な事柄は議会で決議されている。
•ライフラインは通っている。機械技術・科学技術・医療技術全てにおいて世界の最先端を行く。交通手段は魔石を使った車や電車。建築は主に鉄筋のビル。インフラ整備は行き届いている。
•食文化も最先端の流行り、「映え」を意識したものが多く流通しているが、国土のほとんどを宅地として使用してしまった為、食糧はほぼ輸入に頼っている。
•識字率は99%程度。教育機関は大学まで存在している。